『マイタケ』は日本のスーパーフード!うまく取り入れて免疫力UP

マイタケは、日本で古くから親しまれている食材です。

食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含んでいるマイタケはスーパーフードです。

マイタケによる健康効果を見てみましょう。

マイタケ

●マイタケの驚く健康効果

マイタケには以下のような健康効果があります。

  1. 免疫力アップ
  2. 抗がん作用
  3. 骨粗しょう症予防
  4. エネルギー代謝の促進
  5. 皮膚や粘膜の健康維持
  6. 便通改善

①免疫力アップ

健康効果

マイタケに含まれるβグルカンは、免疫細胞を活性化させる効果が期待されています。

βグルカンは、腸内細菌によって分解されて、免疫細胞の働きを高める物質になります。

そのため、マイタケを摂取することで、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防や、アレルギー症状の改善が期待できます。

②抗がん作用

マイタケに含まれるエルゴステロールは、体内でビタミンDに変換されます。

ビタミンDには、がんの予防や治療に効果があるといわれています。

また、マイタケに含まれるβグルカンにも、がん細胞の増殖を抑制する効果が期待されています。

③骨粗しょう症予防

マイタケに含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を促進する効果があります。

そのため、マイタケを摂取することで、骨粗しょう症の予防や治療に効果があると期待されています。

④エネルギー代謝の促進

マイタケに含まれるビタミンB2は、糖質、脂質、タンパク質の代謝に必要な栄養素です。

そのため、ビタミンB2を摂取することで、エネルギー代謝が促進され、疲労回復や体力維持に役立ちます。

⑤皮膚や粘膜の健康維持

さらにビタミンB2は、皮膚や粘膜を健康に保つために必要な栄養素です。

そのため、ビタミンB2を摂取することで、肌荒れや口内炎の予防に役立ちます。

⑥便通改善

キノコ類に多く含まれる食物繊維は便通改善の効果があります。

特にマイタケには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類の食物繊維が含まれており、より効果が期待できます。

●βグルカンについて

穀物繊維

マイタケに含まれる栄養素の代表格はなんといってもβグルカンでしょう。

βグルカンは、キノコ類や酵母類、穀物類などの細胞壁に含まれており、食物繊維の一種として知られています。

マイタケのβグルカン量を他の食品と比較してみましょう。

食品100g当たりのβグルカン量
マイタケ2.5g
シイタケ1.0g
大麦3.5g
サツマイモ0.5g
りんご0.3g

キノコ類や穀物に多く含まれるているのがわかります。

●マイタケの効率的な摂取方法

マイタケの効率的な摂取方法は、以下のとおりです。

  • 1100g程度を目安に摂取する
  • 油と一緒に摂取する
  • 加熱調理する

・1日100g程度を目安に摂取する

マイタケの栄養素を効率よく摂取するには、1日100g程度を目安に摂取するのがおすすめです。

マイタケ100gあたりのβグルカン含有量は2.5gビタミンB2含有量は0.28mgです。

成人男性のβグルカンの推奨摂取量は1日1.0g、ビタミンB2の推奨摂取量は1日1.0mgです。

そのため、マイタケを1日100g程度摂取することで、これらの栄養素の推奨量を十分に満たすことができます。

・油と一緒に摂取する

油

βグルカンは水溶性食物繊維ですが、油と一緒に摂ることで、腸管からの吸収率が高まることが分かっています。

βグルカンは、水に溶けるとゲル状になります。

このゲル状の物質が、腸内をゆっくりと通過するため、血糖値の上昇を抑制する効果や、コレステロール値を下げる効果が期待されています。

しかし、βグルカンは腸内で吸収されにくいという特徴があります。

そのため、油と一緒に摂ることで、βグルカンを腸管から効率よく吸収することができます。

・加熱調理する

マイタケに含まれるβグルカンは、生よりも加熱調理することで、含有量が増える傾向があります。

そのため、マイタケをより効率的に摂取したい場合は、加熱調理するのがおすすめです。

●マイタケの素朴な疑問

疑問

マイタケの疑問を集めました。

  • 生でも食べられる?
  • 保存方法は?
  • 生産国はどこ?
  • 旬はいつ?

・生でも食べられる?

マイタケは生でも食べられます

ただし、マイタケに含まれる水溶性ビタミンは、加熱によって熱分解されやすくなるため、加熱調理することで、栄養素をより効率的に摂取することができます。

・保存方法は?

冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

冷蔵庫で保存する場合は、乾燥を防ぐために、キッチンペーパーで包んでから保存しましょう。

また、冷凍保存も可能です。

冷凍保存する場合は、食べやすい大きさに切り分けてから、ジッパー付きの保存袋に入れて、冷凍庫で保存しましょう。

・生産国はどこ?

温帯の各地で栽培されています。

中国、日本、アメリカ、韓国、台湾など。

アジア諸国での生産が多い傾向があります。

・旬はいつ?

秋の森

です。

9月~11月頃が天然物の旬の時期です。

現在では人工栽培が行われていますので、一年中流通しています


スーパーで見かける身近なキノコであるマイタケですが、健康効果はすごいんです。

しかも安くて一年中手に入るので、助かります。

簡単な調理でも美味しくいただけるので、ぜひ生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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